11/2
乱暴な味のラーメンが苦手 地元の優しい味するちゃんぽんが食べたい
11/3
いつか死ぬ時はカネコアヤノの祝日を聞きながら死にたい
11/10
色んなところから電話がひっきりなしに鳴ってキャパオーバーだった
11/21
「祖父母 父 兄 自分の若さ 何も失くしてないころ なんて幸福だったんだろう 失くすまで知らなかった」
11/22
お母さんがいなくなったらどうしようとか実家帰りたいとか考えて眠れなかった
本当はいつも、小学校の運動会の日のお昼休みに戻りたい
11/23
All the light we cannot see
11/24
帰りのバスで本を読むのが好き 前に立っているご婦人の鮮やかなブルーのコートがちらちらうつる 本は読んでいる時の周りの空気も一緒に閉じ込めてくれる
11/26
小川洋子が、「制服にカーディガン羽織ってお財布だけ持ってランチにくりだすOLは何か格好いい」みたいなこと(本当はもっと素敵な文章だったけど)を書いてくれたおかげで、昼休み、癖の猫背が少し伸びる
11/28
横断歩道を渡った先にあるコンビニの明かり、キラキラしたクリスマス仕様の飾り付け、ピザ屋さんの前を通る時のチーズの匂い、暖房でほてる頬、それをさます冷たい風、同じく帰ってゆく名前も知らない人たち、藍色の空
退勤する時の好きなこと
11/30
「一際明るかった分、あっという間に消えてしまった星を想って」